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2009ポットプランツコンテスト・秋の部審査風景 入賞品目リストへ
10月21日に開催された2009ポットプランツコンテスト秋の部の審査風景です。今年は、台風18号の直後で出品点数の減少が懸念されましたが、関係者のご努力により例年並みの出品数がありました。
会場の様子 審査の様子
審査の様子 審査の様子
■ 審査講評 ■
 今年は、さる10月8日に愛知県に上陸し各地に爪痕を残した台風18号の直後で出品点数の減少が懸念されましたが、関係者のご努力により例年並みの出品数がありました。
 1、2年草の部では、出品123点のうち、パンジー、ビオラ(55点)とハボタン(15点)の2品目で57%を占めました。パンジーは品質的には高レベルであったものの、品種的には目新しさが少ないという意見がありました。また、ビオラもパンジー同様に品質レベルは高く、1ポットに3品種植えた商品も見られました。
 この他にシロタエギク、サルビア、スイートアリッサム、キンギョソウで多くの出品がありました。
 多年草の部には、ウインターコスモスが8点と最も多い出品がありました。この他にナデシコ類やユリオプスデージーが多く出品されていました。上位に入賞した株にボリューム感があり花付きの良いものが評価されました。
 その他の花苗の部では、ミニシクラメン、プリムラ・マラコイデス、プリムラ・ジュリアンなどのハウス鉢花に分類されるものが多く出品されていました。部門賞のユーフォルビアL.'シラユキヒメ'ははじけるようなほうの白色の発色により他を圧倒する存在感を示していました。また、ミニシクラメンでは、鉢花並に葉組みをしっかり行っているものもあり、ポット苗としてコストが掛かりすぎるのではないかと心配する意見も出ました。プリムラでは、ジュリアンが非常に花の大きな系統が選ばれ、マラコイデスではピンクから赤色の同系色のセットが選ばれました。
 観葉植物・観賞樹・その他の部の部門賞では、大賞のセダムの他、チェッカーベリーやカロケファルス・プラチーナ等ボリューム感のあるものが上位入賞しました。
 ラベル・ポップ賞は、消費者に伝わりやすいデザインが評価されました。
 全体的には、苗として完成度の高い花付き実付きの良いボリューム感がある商品が賞に選ばれました。一方、今回は新品種や大鉢苗の出品が少なく、パンジー、ビオラでもレギュラー品種が多く変わった品種が少なく残念であるという意見もありました。花壇の模様替えやクリスマス・年末を控え様々な需要に対応し、新たな需要を生み出すため、今後も新品種育成と新商品開発へのご努力をお願いします。
 以上、審査結果の概要を取りまとめました。このポットプランツコンテストが、生産者からの提案と情報発信の場として、また、技術を競う場として活用され、益々発展することを期待します。
平成21年10月21日
審査長 愛知県農業総合試験場園芸研究部
部長 新美 善兼